何故貸し会議室が増加しているのか ? 需要側の理由

どのような目的で貸し会議室を利用するのか

貸し会議室は現在幅広い目的に使われており、
その用途に応じて会議室の大きさや収容人数、レイアウトなどから選ぶこととなる。
 

 

貸し会議室の利用目的といえば、まずは会議や商談といった仕事目的の利用が挙げられる。

 

一般企業では、社内の会議室を使用する場合、
予約待ちのためすぐに利用できないことや必要としている時に使えない、
前の会議が長引いてしまい予定がずれ込んでしまうといった事態も発生する。

 

このようなとき、貸し会議室が利用できれば場所を確保できるだけでなく、
時間で管理されているため、予定がずれ込んでしまうということも避けることができ、便利なのである。

 

それ以外にも企業の採用試験や就職説明会等で利用されている。
一般の消費者に対し開催される新製品を紹介する集まりやセミナー、株主総会等にも
貸し会議室は多く利用されている。

 

更には不祥事を起こした会社の謝罪会見を開く場合や
倒産した企業が債権者集会等を開く場合にも貸し会議室は利用されている。

 

このような目的のための使用は「縁起が悪い」とホテルの宴会場等からは敬遠されがちである。
ホテル等の会場では開くことができないような会合を持つ場合にも、貸し会議室は利用されている。

 

その他にも近年、残業等が減ったため自由に使える時間が増えた会社員が
趣味のサークル活動を行うため、貸し会議室が利用されている。

 

また大学のゼミで利用する、個人が個展を開く、
長唄や華道等のカルチャースクールを開催するためといった
様々な目的により貸し会議室が利用されているのである。

利用がしやすい貸し会議室

近年インターネットの普及により、
電話帳等で調べなくてもインターネットを使う、という身近なサービスの一環として、
全国にある会議室を探すことができ、24時間いつでも申し込みができるということが
貸し会議室の利用を高めている。

 

更に会議室の大きさやレイアウト、利用可能時間や利用料金等の条件を一目で見比べることができ、
安心して貸し会議室を利用できることにもつながり、貸し会議室は多くの人に利用されている。

 

ロケーションの観点から見ても、貸し会議室の多くは都心部やターミナル駅付近に多く設けられており、
アクセスしやすいことが利用を高めている。
 

 

「雨の日に濡れずに貸し会議室にたどり着けた」という一見些細な理由でも、
貸し会議室を選択する一つの条件になっているのである。

 

また駅等の公共の場所から分かりやすい場所に位置していることも、
貸し会議室の利用を高めていることの一つと言える。

 

またロケーションだけではなく、貸し会議室の提供するサービスも貸し会議室の利用を高めている。
貸し会議室では机や椅子等の什器を利用することができ、
会議や商談、イベント等を開きやすくしている。
またマイクやプロジェクター等の機材、照明器具等の貸し出しも行っており、
わざわざ持参しなくても貸し会議室で全て必要な備品を調達できるため多くの手間が省ける訳である。

 

更には近年、コーヒー等の喫茶サービスや食事のケータリングサービス等も提供しており、
それぞれの業者に個別に依頼をしなくても、
貸し会議室の管理業者に依頼するだけでこれらのサービスを受けることができることが、
貸し会議室を利用する顧客の満足を高めている。

 

このように利用がしやすいことが、貸し会議室の利用を高めているのである。